ハウスコムが支援をスタート!身近な地域でスポーツを楽しめる社会を目指す「東京都障害者スポーツ協会」の活動を取材して来ました!

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ハウスコムでは、2017年度より東京都障害者スポーツ協会の賛助会員として、障害者スポーツの支援を行っています。そこで、カスタマーサービスセンターの佐々木史さんが現地を訪れ、東京都障害者スポーツ協会がどのような事業を行っているのか詳しくお伺いました。

左から東京都障害者スポーツ協会の森 慶一さん、乙山 広恵さん、カスタマーサービスセンターの佐々木史さん、東京都障害者スポーツ協会の池田 朋美さん、大越 克行さんにお話をお伺いしました。

障害者スポーツを支える3つの事業

佐々木:本日は貴協会の活動内容について、詳しくお伺いできればと思います。まず、貴協会では、主にどのような事業が行われているのでしょうか?

協会:私たちは、「いつでも どこでも いつまでも」をスローガンに掲げ、障害のある方もない方も誰もがその個性や能力を活かし、広くスポーツを楽しめる社会を目指して活動しています。事業は主に、「障害者のスポーツ活動の奨励振興事業」「各種スポーツ大会の開催と協力事業」「東京都障害者スポーツセンターの経営事業」という3つのカテゴリに分かれています。

一つ目の「障害者のスポーツ活動の奨励振興事業」では、障害のある人が身近な地域でスポーツが楽しめるよう、区市町村や地域のスポーツクラブなどと協力し、環境の整備に取り組んでいます。また、障害者スポーツ指導員の養成や派遣、用具の貸出し、障害者スポーツ体験教室の開催、障害者スポーツの広報なども行っています。

二つ目の「各種スポーツ大会の開催と協力事業」では、東京オリンピック・パラリンピック関連事業への協力や、東京都障害者スポーツ大会を東京都と共催し、大会運営も行っています。

三つ目の「東京都障害者スポーツセンターの経営事業」では、北区にある東京都障害者総合スポーツセンターと、国立市にある東京都多摩障害者スポーツセンターという都内2箇所のスポーツセンターの管理を行っています。そこではさまざまな障害者スポーツの教室を開いており、子どもから年配の方まで広く利用されています。

障害者の方が身近な地域でスポーツを楽しむためには、市区町村の協力が欠かせない

佐々木:貴協会はどのような背景で設立されたのでしょうか?

協会:そもそも障害者の方が都内でスポーツする機会がなかったため、施設や人材などを充実させようということで発足しました。東京都障害者スポーツセンターは、障害者スポーツの拠点となる施設として、大阪に次ぎ全国で2番目に設立されました。

現在、2箇所の障害者スポーツセンターの稼働率はほぼ100%ですが、都内に50万人ほど障害手帳を持った方がいる中で、利用者はごく一部に留まります。健常者の方であれば、当然自分の身近な場所でスポーツができますが、障害者の方にはそれが難しい。障害者の方にも健常者と同じように、日常的にスポーツできる環境を都内全域に整えていきたいと考えています。

佐々木:具体的にはどのような活動をされているのでしょうか?

協会:私たちは都のスポーツ協会ですが、やはり区市町村が主体となって地域の学校やスポーツ施設などと連携し、取り組んでもらわなければなりません。そこで、区市町村や地域のスポーツクラブから事業企画について相談を受け、アドバイスや指導員派遣などを行っています。東京オリンピック・パラリンピックが決まってからは、市区町村からの相談件数も増えていますね。

佐々木:活動の手応えとしては、いかがですか。

協会:最初はイベントや単発の体験教室を開くことから始め、そこから定期的に開かれる教室となり、さらに発展して自主的なクラブとなって根付いていっている例もあります。長く取り組んでいる市区町村は、障害者スポーツ係などの組織をつくり、指導員の養成も主催するなど力を入れてやっていこうとするところも出てきましたね。

まずはイベントへの参加や観戦で、障害者スポーツに触れてほしい

佐々木:一般の方への広報活動も行われているんですよね。

協会:はい。まずはイベントへの参加や観戦などを通して、障害者スポーツに触れてもらいたいと考えています。昨年度、足立区と北区にある東京都障害者総合スポーツセンターが共同で体験イベントを開きました。

一昨年に比べて約4倍も参加者が増えたんです。それは、足立区が発行している足立区報の表紙にイベント情報を載せたことが寄与したようで、自治体の意識一つで成果が変わってくるなと感じました。各地域での活動をサポートする指導員の育成も同時に行っています。すでに障害者スポーツ指導員の資格をお持ちの方で、活動をお休みされている方には、再度活動されるきっかけをつくるためのリスタート研修を一昨年から始めました。

また、健常者のスポーツ指導を行うスポーツ推進委員の方の中にも、障害者スポーツ指導員の資格を取得される方は増えています。障害者スポーツ指導員と、スポーツ推進委員がイベントで一緒にブースを運営するなど、いいコラボも生まれました。

協会:当協会をご支援いただいている企業の社員の方々にもイベントに参加していただいたり、ボランティアとしてお手伝いいただいたり、そこからステップアップして資格を取得されたりという方もいらっしゃいます。

佐々木:さまざまな角度からアプローチされ、だんだんと一般の方の理解も深まってきているのですね。

大越さん:そうですね。中にはスポーツができる場所へ行けない障害者の方もいらっしゃいますが、その方々が普段通われている施設の職員が障害者スポーツに目を向け、ノウハウを持つようになってきたことで、施設でもできるようになってきた。普段私たちが目にできる部分は少ないですが、そういったことで広がってきたなという感覚がありますね。

障害を持った方々に、スポーツを通して笑顔を広げていきたい

佐々木:今後の活動はどのように展開されていくのでしょうか。

協会:理解や活動は広がってきていますが、まだまだ身近な地域でスポーツができていない障害者の方はいらっしゃいます。障害を負って初めてスポーツセンターなどに来る方は暗い顔をしている方が多いのですが、スポーツを通して笑顔になったり、人とのつながりが増えたり、生きがいになったりと、スポーツにはプラスの効果がいっぱいあります。その笑顔を、スポーツセンターにきた方だけではなく、それぞれの地域でしっかりと広げていきたいですね。

佐々木:東京都障害者スポーツ協会のみなさま、ありがとうございました。障害者スポーツの現状や、地域に根付かせるためのさまざまな活動を知ることができ、とても有意義な時間となりました。

地域に根付いて事業を行っている私たちハウスコムも賛助会員として協力していますが、資金的な支援だけで終わるのではなく、障害者スポーツへの理解を深めたり、ボランティアとしてイベントをお手伝いしたりと、活動にも参加していきたいと考えています。

そうすることで、私たち自身も障害者の方を含めた地域の方々との関係をより強固にし、自社の事業でもそこで得た知識や経験を活かして、さらに住みよい地域への貢献ができるといった好循環を生み出していければと思っています。

取材協力:YOSCA

ライター:三ツ井 香菜

第18回 東京都障害者スポーツ大会

平成29年5月27日(土)10:00から駒沢オリンピック公園総合運動場にて、開催されました。開始式の様子です。

東京都障害者スポーツ協会の方から競技種目の説明を受けました。

陸上競技を観戦いたしました。

卓球競技の会場へ向かいます。

フットベースボール競技の会場へ。

最後にリオ大会のパネル展示物の説明を受けました。

各会場へのご案内および東京都障害スポーツの競技内容やこれまでの歴史等、色々と詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。

取材協力:公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会

サービス・イノベーション室:安達

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