日本経済新聞にハウスコムの働き方改革が取り上げられました。

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少し前になりますが、がんアライ部という組織が発表する「がんの治療をしながら働きやすい職場を提供している企業」にハウスコムが選ばれて、gan-ally-buという賞の銀賞をいただきました。

また、ハウスコムのガンサポート制度を日本経済新聞に取り上げていただき、ハウスコムが社内で行っているプロジェクトが世の中にどんどん評価され始めて非常に嬉しく思います。

ハウスコムにガン治療や健康経営について考えるキッカケを与えてくれた和泉府中店の永野さんはガンと診断された時、まったく予想外ですぐに圧倒的な恐怖が襲ってきたと言います。

しかし、病院にいる時は「生と死」を常に考えて、「病人」の自分を意識しなければならないのに対して、店舗にいる時はいい意味で忙しく仕事をすることができ、病気のことを一時的に忘れることができたのだそうです。

また、非常に興味深いことに、永野さんがガンと診断されて、店舗の同僚たちが優しく接してコミュニケーションが以前よりも活発になったことで、和泉府中店の売上がどんどん上がっていきました。

恐らく、永野さんが病気になる前は、「店舗の売上」という一つの目標しかなかったものが、永野さんの病気がきっかけで「店舗として永野さんの病気を支える」という別の目標ができたため、よりコミュニケーションが活発になって、そのチーム力が店舗の売上にしっかりと現れてきているのでしょう。

今年の9月にお亡くなりになられた樹木希林さんが、2013年の「日本アカデミー賞授賞式」のスピーチで、全身がんであることを打ち明けた時、大きな話題になりました。

樹木希林さんは、がんになってから、夫である内田裕也さんの存在をありがたく感じるようになったと言いますが、もしかすると、ハウスコムでも同じように、永野さんの病気が何か新しい働き方を考えるキッカケを与えてくれたのかもしれません。

現代社会では、生命の誕生や強く生きることに焦点が当てられるのに対して、「死」というものは、どんどん遠ざけられ、身近なものではなくなり始めています。

もちろん、死や病気をポジティブに捉えることは難しいですが、遅かれ早かれ、人間の死亡率は100%であり、「死」というものをしっかり意識するからこそ、「今どう生きるべきか?」、「人生というストーリーの中で、どういった働き方をすべきか」ということがしっかり理解できるのかもしれません。

どんなに気をつけていても、病気になる時はなってしまいます。病気になった時、長期の治療で仕事を辞めなければならないのは本人にとっても辛いことですし、会社としても、何十年も勤めてくれた方を失うことほど惜しいものはありません。

現在、人の寿命がどんどん長くなっているのに対して、企業の寿命というのは徐々に短くなってきています。もちろん、テクノロジーや設備に投資することも大切ですが、こういった時代には、人に投資することが一番費用対効果が高く、ガンになっても仕事を続けられる制度や社員の奨学金返済をサポートする制度など、今後ハウスコムでは社員の方が安心して働ける制度をどんどん整えていく予定です。

AIがどんどん普及する時代に、疲れる身体、飽きる感性、そして、誰しも必ず直面する「死」があるからこそ、私たちは「どう工夫して働こうか?」と真剣に考えるのでしょうし、AIが当たり前の時代だからこそ、昭和の固い考え方を捨てて、人間がもっと人間らしく働くことが求められるのでしょう。

ハウスコムでは社員が安心して働ける職場を目指して、新しい制度をどんどん作ってきます。

ハウスコム株式会社
代表取締役社長:田村 穂

<プロフィール>
経営修士(MBA)中央大学大学院戦略経営研究科修了(榊原清則ゼミ)。2016年度、中央大学商学部客員講師に。大学在学中に宅建主任者の資格を取得。その後、不動産業界での経験を経て、1994年に同社入社。営業スタッフから1年で店長に抜擢される。常務取締役営業本部長を経て、2014年3月に社長に就任。賃貸仲介業から賃貸サービス業への変革を進め、人工知能などのITテクノロジーを活用したユーザー向けサービス・プラットフォーム「マイボックス」をリリース。自社のビッグデータを活用し、オープンサービス・イノベーションラボを展開。社会・地域に貢献できる不動産テック企業を目指す。

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