「変にカッコつけず、正直に話をしたくなる。下町のコミュニケーションが残る街、王子」ハウスコム株式会社 王子店 店長 上野孝仁

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プロフィール

ハウスコム株式会社 王子店 店長 上野 孝仁

出身地:埼玉県 年齢:30代 趣味:フットサル、身体を動かすこと。好きな言葉:笑い声のないところに成功はない。

王子は、JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線(東京さくらトラム)が乗り入れ、アクセスが良く、お店も多く、住む街として一押しエリアの一つです。お部屋探しだけでなく、街の情報もぜひお伝えさせていただきたいと思います。

王子は、隣町に1000円で酔える飲み屋の連なる“せんべろ”で有名な赤羽もあり、どことなく“下町”の雰囲気漂う街です。

赤羽といえば“せんべろ”ですが、王子でも美味しいごはんをつまみながらお酒を飲むことができる、こぢんまりとしたお店が点在しています。

例えば「平澤かまぼこ」というおでん屋は、軒先でおでんを注文して店内奥にあるカウンターでお酒を楽しむという立ち飲みスタイルのお店です。店名にもあるように、もともとかまぼこなどの練り物をつくる練り物屋をしていたそうで、こちらのおでんは絶品ですよ。

お店の人と距離が近い「平澤かまぼこ」では、カウンターで会話をするのを楽しみに、わざわざ他の区からいらっしゃる方もいるみたいです。

また、王子にある有名店の1つに「扇屋」という玉子焼き専門店があります。

1648年創業の「扇屋」は、落語の「王子の狐」にも登場する名店です。ほんのり甘く、出汁がよくきいた黄色の厚焼き玉子はほっとする味で、長年にわたって愛される理由がわかります。

変に格好つけるよりも正直に話した方がいい地域なんだろうなと思う。

王子駅前のバッティングセンターやゴルフ練習場があるスポーツセンターの「サンスクエア」。近くにあるスーパーに私もよく出かけるのですが、サンスクエアに併設されているパン屋さんでは、毎朝テラス席に高齢の方の集まりを見かけたりします。

人々がのんびりとくつろいでいる姿があちこちにみられるのも下町らしさが残る王子ならではの光景なのかもしれないですね。

王子の下町らしさは「ハウスコム 王子店」でも日々、感じていますよ。店舗が路面店で、バス停の前という好立地に位置していることもあるためか、よく大家さんがお店に遊びに来てくれるんです。

お部屋の鍵を持ってきたり、部屋の空き具合を教えてくれたりするだけでなく「最近どう?」「頑張ってよ。」など世間話をしにお店を訪れてくれるんです。「ハウスコム 王子店」のことをよく知ってくれている大家さんも多く、私の前の店長の様子や他店舗に異動になった元王子店のスタッフのことを教えてくれるなんてこともあるんですよ。

電話やメールなどで用事を済ませることができるような今の時代でも、王子は直接会って話すコミュニケーションを大事にしている地域なのかもしれません。私も大家さんとお話があるときには、変に格好つけるのではなく、正直に相談するようにしています。

日本最初の公園「飛鳥山公園」。SLと3つの博物館がある。

JR京浜東北線や東京メトロの南北線、都電荒川線が通っている王子駅は乗り換えに使われる大きな駅ですが、駅の南側周辺は飛鳥山公園がほとんどを占めていたり、自然が適度に残っていて落ち着きがあります。

飛鳥山公園は、明治6年に上野公園や浅草公園などと共に日本最初の公園として認定された公園の一つなんですよ。

約600本の桜の木が植えてある桜の名所としても知られている飛鳥山公園には、花見の時期になるとテレビで報道され、王子の外からも多くの人が集まってくるお花見スポットになっています。

公園内には児童エリアもあり、お城の遊具や噴水で子どもたちが遊んでいます。

また、実際に走っていた都電の旧車両、そして蒸気機関車の旧車両も展示してあるため、電車好きの方も楽しむことできるんです。この都電と蒸気機関車の両方とも、実際に中に入って運転席などを見ることもできるんですよ。

それだけでなく、飛鳥山公園内には「北区飛鳥山博物館」「渋沢史料館」「紙の博物館」と、3つも博物館があります。

「紙の博物館」が王子にあるのは、王子が日本における洋紙発祥の地と言われているからなんですね。

「紙の博物館」では、紙の製造工程や紙の歴史を学ぶことができますし、また、ここで週末などに行われている、牛乳パックの再生原料から手すきのはがきを作成する「紙すき教室」には、親子で参加するファミリーも多いようです。

「渋沢史料館」では、日本近代経済社会の基盤を築いた渋沢栄一の生涯や事業について学ぶことができます。

飛鳥山公園内には、渋沢邸の一部である「旧渋沢庭園」もあり、国の重要文化財にも指定されている大正建築も一般公開されていて、近代の日本の雰囲気を味わうことができるんです。

時代の流れを見つめてきた歴史のある街である王子では、時間の流れもゆっくりに感じます。

王子駅から繋がる散歩道「音無川」は、石井神川がかつて流れていた旧流路で、現在は整備され親水公園となっています。地元の人はこの遊歩道を散歩したり、散歩中の一休みとして利用しているんですよ。

体験してみて見方が変わる「変化する情報」を提供していきたいと思っています。

私は歩くのが好きで、お客様にお部屋を紹介するときに「駅から歩いたら遠い」という説明をする際は、実際に自分で駅からの距離を歩いてみて感じたことをお伝えしています。

その方が、距離の数字を示したりするよりも細かく説明をすることができてお客様にも伝わりやすいと思うので、「自分で実際に体験する」ということは大切にしているんです。

例えば、「このお部屋に行くまでにこのコースを通ったんですけど、実際はこちらのコースの方が近く感じました。」という話や、「自転車で何分と書いてあるんですけど、実はここに自転車を降りて歩かなくてはいけない橋があって…」といったことをお客様とのお話の中で使うことができるようになります。

「ハウスコム王子店」を社員が毎日何かを学ぶことができる店舗にすることが私の今の目標です。

毎日飲み歩いて焼き鳥屋に詳しくなるのでもいいと思います。従業員が一日の間で会社に使っている時間はすごく長いですし、不動産ということに限らず直接体験することで街について学べることをどんどんやっていってほしいなと思うんです。

「自転車を担がなくてはいけない道」といった、体験しないとわからない情報を伝えることができたらもっと仕事が面白くなり、お客様にとっても有益な時間を提供することができるのではないのでしょうか。

ネットが普及している現代なので、表面上の話は大体検索すれば出てきます。しかし、いいところだけでなく記事にすることができないような悪いところも含めた情報がお客様は必要としているのではないでしょうか。

そういった、実体験や見方によって「変化する情報」を店舗では提供していきたいと思っています。

ハウスコム株式会社 王子店

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