春日井店・渡邊 美香「他人のために1万円を使えば、自分が1万円を稼いだ時以上の幸福を感じる」ハウスコム株式会社 – 店舗コラム – Vol.2

  • Twitter
  • Facebook

仕事の目的とは、”自分の行いが人の役に立つ”もしくは”自分の中にある何かが人に幸せを与える”ことだと、雑誌『暮らしの手帖』編集長の松浦弥太郎は著書で述べている。

実際に私も毎日仕事をしていくうえで、誰かが喜ぶ姿を想像することで、それが自分自身のモチベーションになっていると感じるときがある。

そういう時は自分を褒めてほしいとか、認めてほしいという欲求よりも、相手がどんな顔をしてくれるだろうか、喜んでくれるだろうかと気持ちがワクワクしてくる。そして、誰かが幸せな気持ちになっていくのを見ることで、自分自身も自然と幸せな気持ちになっていく。

幸福度に関するある調査によると、自分のために1万円を使うのと、他人のために1万円を使うのとでは、他人のためにお金を使ったときのほうが幸福度が上がると言われている。

それに、他人のために1万円を使った時に得られる幸福度は、自分が1万円を稼いだ時の幸福度を上回ることが分かっており、そう考えると人間というのは他人のために何かをすることが本能的に大好きな生き物なのかもしれない。

実際、他人のために何かをした時には自分がこの人の役に立てたという満足感で満たされ、充実した時間を過ごせたと思える。当たり前だが、人は一人では生きていけない。とくに仕事においては、人とのつながりで社会との関わりを築いていく。

「自分に幸せを運んできてくれるのは、助けてくれるのは人であるということを忘れてはいけない。幸せとは、誰かと深く繋がることができたときに一番強く感じるのだ」と松浦弥太郎は言う。

人が幸せだと感じる基準は、その人によって異なるのは当然だが、一人で感じる幸せより、誰かとともに分かち合う幸せのほうが、より強く印象に残るのではないだろうか。 

ある眼鏡店で店員の売上成績に関する調査が行われた。すると、1人の顧客に対して通常の倍以上の時間を使って、時間と労力を多く費やした店員の方が、他の店員よりも年間売上が68%も高かったという。

また、この眼鏡店だけでなく医薬品の営業マンに関してもトップ成績の人たちは例外なく相手に尽くすことが分かっている。

マーケティングを研究しているニール・ラッカム氏によると、その人が真面目か怠け者か、外交的か内向的か、などに関係なく相手に尽くす人ほど良い成績の残す傾向にあるのだそうだ。つまり、人に尽くす人ほど、後々人から尽くされるようになるということなのだろう。

仕事には常に困難や苦労が付きまとい、自分の思い通りにいかないことも多々ある。なかなか喜びを感じる機会も少ないかもしれない。ただ、誰かのことを思い、誰かの役に立っていると実感できたとき、私はこの上ない幸せを感じる。

◆松下弥太郎 『松下弥太郎の仕事術』(朝日新聞出版、2012)
◆アダム グラント『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房、2014)

ハウスコム株式会社
春日井店:渡邊 美香

<プロフィール>
出身地:愛知 / 年齢:30代 / 趣味:音楽

  • Twitter
  • Facebook

オススメの記事