横浜店・鈴木 華子「仕事の本質はいかに人と繋がり信頼関係を築くかということ。」ハウスコム株式会社 – 店舗コラム – Vol.19

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誰しもが仕事上で大小はあれ、失敗を経験していると思います。私も、入社して間もない頃、新人研修で自社の大家さんを紹介され仕入れのチャンスを頂きました。

その大家さんはかなりご高齢でしたが不動産経営には大変貪欲な方で、現在お持ちのアパートの空室に悩んでおり、既存の仲介会社の対応に不満があると同時に、既存の仲介会社との関係性の継続を熱望していたのです。

そこで、私は、早急に仕入れを1棟上げたいという想いから、既存の仲介会社との契約状況を聞きだそうとしたのですが、契約書が見つからず、大家さんが既存の仲介会社へ電話で聞いてしまいました。

そうしたところ、電話で仲介会社の社長からとにかく関わらないで欲しいと言う内容で怒鳴り散らされ、その後すぐに訪問され、私の入る余地はないと約1時間かけて淡々と説得されてしまったのです。

最終的には私がその社長の話を聞き入れたことにより、大家さんも、既存の仲介会社もわだかまりの無い体裁にはなりましたが、私が説得されていた際、大家さんが終始謝りっぱなしで、何か悪いことでもしたような様子をしていました。

初めての経験でこのような失敗をすることは、誰もがたどる道だと思います。しかし、そんな失敗や過ちからどのように立ち直ったらよいでしょうか?失敗の程度が大きければ大きいほど、回復するにはとても時間がかかります。

『オプションB』と言う本の著者であるサンドバーグさんは、仕事での失敗の学びの中で、「失敗からしなやかに立ち直るためには、失敗から学ばなくてはならないと」と述べていました。

私が今回の失敗から学ぶべき点は明確です。それは、私が仕入れを急ぎすぎてしまい、初対面の大家さんの心情を十分に理解できなかったことにあると言えるでしょう。

例え仕入れが出来なくても、大家さんの気持ちをしっかりと感じ取ることできていたなら、お部屋の紹介や契約時に有利になるのはもちろん、そこからまた繋がりが生まれていたと思います。

それにも関わらず、私は目先のチャンスに目がくらんで研修の本来の目的を見失い、研修の内容を遂行することが目的化していたのです。しかし不動産仲介の本質はいかに人と人とをつなぎ、互いに信頼関係を築くことができたかに尽きると思います。

私はこのような失敗を経験させてくれた大家さんにとても感謝しています。なぜなら、失敗をマイナスととらえず、受け入れ前向きに学習していく姿勢を私の中に芽生えさせてくれたからです。これからもこの経験を糧に日々精進していきたいと考えています。

◆シェリル・サンドバーグ、アダム・グラント『OPTION B』(日本経済新聞社、2017年)

ハウスコム株式会社
横浜店:鈴木 華子

<プロフィール>
出身地:神奈川 / 趣味:読書・買い物

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