横浜店・鈴木 華子「年を重ねるごとに物欲は満たせるようになるが、80歳になってから一生の友だちは絶対に手に入らない」ハウスコム株式会社 – 店舗コラム – Vol.13

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国連推計によれば、2050年までに、日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みです。そして、2007年に生れた子供の半分は107年以上生きることが予想されています。人類の長寿化が進み寿命が延びればライフスタイルも変えざるおえなくなります。

「人生残酷で短い」という、17世紀の政治思想家トーマス・ホッブスの言葉は有名ですが、これより酷い人生は1つしかありません。「不快で残酷で長い人生」です。

長寿化時代に、人生のあり方は根本から変わろうとしています。100年以上生きる時代、言うなれば100年ライフの恩恵を最大化するためには、多くの変化が必要とされるからなのですが、その1つとして、時間配分があります。

長寿化により、勤労人生が長くなりそうな未来について、時間配分を大きく見直すべき時期が来ていると「LIFE SHIFT」の著者は考えています。

簡潔に言うと労働時間を減らし、休暇を増やすとの事でが、それによってできた余暇を何に使えば人生の質が上がるかというと、100年ライフでは、家族と友人、スキルと知識、健康と活力などの無形の資産を充実させることの重要性が高まり、そのための投資が必要となるといいます。

実際に、ある大学で行われた調査によると、卒業生を75年間追跡した結果、人生において幸福を感じるために一番大切な要素は強い人間関係を築くことだという結論に至ったのだそうです。

年齢が上がって自分にスキルが身につくのと比例して収入はどんどん上がってゆき、それに伴ってある程度の物欲は満たせるようになりますが、残念ながら80歳になってから一生の友だちを買うことは出来ないため、まだ若いうちから家族や友人に「時間」を投資し始めなくてはならないのでしょう。

私は、時間やお金は自分や家族あるいは友人のために使いますが、そうではない世界の誰かを思いやることができて、その人の為に何かをしてあげたいと思うことができて、さらには行動に移す事が出来たなら、人生の質が上がるのではないかと思います。

多くの人は時間が無いと言いますが、今後ほとんどの人が100歳まで生きることが予想される時代では、寿命が延びるのと同時に自由に使える時間も増えるということになるでしょうから、その時間をどのように使うかよく考えたほうが良さそうです。

◆リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット「LIFE SHIFT」(大観社、2016)

ハウスコム株式会社
横浜店:鈴木 華子

<プロフィール>
出身地:神奈川 / 趣味:読書・買い物

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