怒られれば怒られるほど運は貯まる「課長に怒られたら+100点、部長は+200、そして私に怒られたら+300ぐらいに思って下さい。」<田村 穂>-コラム Serendipity-Vol.25

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以前、松下幸之助さんは「自分は運が悪い」という人はどれだけ実力があっても、採用しないという話を聞いたことがありますが、皆さんは運についてどうお考えですか?

私が運について考える時、非常に興味深いのが、コント55号の萩本欽一さんが書かれた「ダメなときほど運はたまる」という本です。

萩本さんはこの本の中で、本のタイトルにある通り、会社で怒られたり、家族に文句を言われたりすればするほど、運は貯まり、課長に怒られたらプラス100、部長に怒られたらプラス200ぐらいの運が貯まると考えていいと言ってるんですね。

しかし、せっかく辛い思いをして貯めた運も、不満や愚痴を言った時点で、運は消えてしまうんだそうです。どんな人でも平等に嫌なことは日常の生活の中であるはずですよね?

その嫌なことが多い過程で運はどんどん貯まっていくわけですが、ほとんどの人が自分の貯めた運を様々なところで使い切ってしまっているわけです。

何も上司に毎日怒られなくても、運を貯める方法は、日常のあらゆるところに転がっています。萩本さんによれば、無駄なこと、人がやらないことをやればやるほど運が貯まり、例えば、綺麗なネコをお金で買ってしまうと運を使い切ってしまいますが、外に捨てられているネコを拾ってきて世話をすると運が貯まっていくんだそうですよ。

ちょっと迷信臭い感じもしますが、何となくそんな気がしてしまうから不思議ですよね。

また、何でも一度にあれもこれもと運を求めてはダメなのだそうです。仕事、家庭、健康、お金、友達、この中から一度に一つしか運は得られないので、仕事が上手く言っている時に、他の運を望むとせっかく上手くいっている仕事までダメになってしまうみたいなので、気をつけて下さい。

運を信じるか、信じないかはその人次第です。でも、やっぱり世の中はある程度、バランスの原理で成り立っているのではないでしょうか。

恐らく、皆さんの運は、毎日平等に少しずつ貯まっていっているのでしょうが、自分へのご褒美とか周りに不満を愚痴ったりして、せっかく貯まった運を使い切ってしまっているのかもしれません。

これは、本当にもったいないことですね。運はできるだけ長く貯めて、ここぞという時までしっかり取っておきましょう。

◆萩本 欽一「ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント」廣済堂出版、2011年 Kindle

ハウスコム株式会社
代表取締役社長:田村 穂

<プロフィール>
経営修士(MBA)中央大学大学院戦略経営研究科修了(榊原清則ゼミ)。中央大学商学部客員講師。大学在学中に宅建主任者の資格を取得。その後、不動産業界での経験を経て、1994年に同社入社。営業スタッフから1年で店長に抜擢される。常務取締役営業本部長を経て、2014年3月に社長に就任。賃貸仲介業から賃貸サービス業への変革を進め、人工知能などのITテクノロジーを活用したユーザー向けサービス・プラットフォーム「マイボックス」をリリース。自社のビッグデータを活用し、オープンサービス・イノベーションラボを展開。社会・地域に貢献できる不動産テック企業を目指す。

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