笑顔を増やしたら、売上が上がって、「笑顔」が止まりません。<田村 穂>-コラム Serendipity-Vol.20

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年末大晦日の番組と言えば、紅白歌合戦よりも「笑ってはいけないシリーズ」の方が最近では定番になってきましたね。

この「笑ってはいけないシリーズ」のプロデューサーである菅賢治さんは、この番組を大晦日に放送する理由として、今の時代は、日常であまり笑うことがないから一年の最後ぐらいは、思いっきり大笑いしてほしいという想いがあると仰っていますが、確かに皆さんも、最後にお腹を抱えて大笑いしたのはいつか覚えていますか?

笑顔についての本を数多く出している門川義彦さんは「儲け」は笑顔にもれなくついてくるオマケだと言い切っているんですね。商品やサービスがある一定のレベルに達したら、笑顔を増やして、サービスに付加価値をつけていかなければなりません。

日本のパフォーマンス学の第一人者である日本大学芸術学部教授の佐藤綾子さんの調査によれば、人が他人に好意を感じるかどうかの判断のもとになるのは、顔の表情が60パーセントも占めるそうです。

そして、先ほどの門川さんの調査では、あるファッションの店舗で笑顔を意識するようにしたところ、たった半年で売上が2.5倍になったというのだから、本当に「笑顔」が止まりませんよね。

現代は人と接しなくても、ネットで何でも検索して、購入できてしまうため、様々な意味でオリジナリティで勝負するのが難しい時代でもあります。

恐らく、これは紛れもない事実でしょう。でも、これだけ日常で笑うことが少ない世の中ですから、ただ笑顔で接するだけでも、それがとてつもない価値に変わる時代でもあるんですね。

スターバックス会長のハワード・シュルツ氏が「私たちはコーヒービジネスをしているのではない。人間ビジネスをしているのだ。(“We are not in the coffee business serving people, but in the people business serving coffee.”)」と言ったのはまさに的を得ているように思います。

動物や虫は笑えないので、ある意味、笑顔とは人間だけが得た特権でもあります。毎日、お客様に直接笑顔を与えるチャンスがある店舗営業ができるハウスコムならではの強みですね。

◆門川 義彦「どんどん儲かる『笑顔』のしくみ」ダイヤモンド社、2010年 Kindle

ハウスコム株式会社
代表取締役社長:田村 穂

<プロフィール>
経営修士(MBA)中央大学大学院戦略経営研究科修了(榊原清則ゼミ)。中央大学商学部客員講師。大学在学中に宅建主任者の資格を取得。その後、不動産業界での経験を経て、1994年に同社入社。営業スタッフから1年で店長に抜擢される。常務取締役営業本部長を経て、2014年3月に社長に就任。賃貸仲介業から賃貸サービス業への変革を進め、人工知能などのITテクノロジーを活用したユーザー向けサービス・プラットフォーム「マイボックス」をリリース。自社のビッグデータを活用し、オープンサービス・イノベーションラボを展開。社会・地域に貢献できる不動産テック企業を目指す。

サービス・イノベーション室:安達

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