イノベーションを起こせるのは、まだ経験の浅い、新人の皆さんなんです。

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4月に入り、新しい期がはじまりました。

先週、晴れやかな表情をした袴姿の学生さんたちが卒業式へと急ぐ姿を、街や駅で何度か見かけました。今日からは新・社会人として初々しいスーツ姿に身を包んでいることでしょう。

今日は、未来の社会を担う若者たち”こそ”が起こせるイノベーションについてお話したいと思います。

大学を卒業し、新しく社会人の仲間入りをした方たちに社長から一言。「君たちには”イノベーション”を起こしてもらいたい」――そう言われたとしたら、どう感じるでしょうか?「いきなりそんなことを言われても…」と困ってしまうかもしれませんね。

しかし、イノベーションを起こすことができる人とは、その世界(業界)に入って日が浅い方、または年齢自体が若い方、のどちらかかだと言われています。何十年も同じ業界で経験を積んできた我々経営陣ではなく、入社して間もない社員の方々ということですね。

何故でしょうか?――それは経験が少ないからこそ、枠を超えた、業界を長く経験した人では思いつかないようなアイデアを出すポテンシャルを彼らは持っているからです。

そんなことを言われても本人たちにはわからないかもしれません。そこで私からできる1つのアドバイスは、「とにかく大量のアイデアを出すこと」です。

アイデアを出せと言っても、「0から1を生み出せ」とか「誰にも思いつかないようなことを考えろ」と言っているわけではありません。事実、今この世の中に「オリジナルのアイデア」というものはほとんど無いということを知っていますか?

例えばアップル社。数十年前はただの機械でしかなかった「コンピュータ」に、「芸術」の分野を組み合わせることで生まれたのが「iMac」や「iPhone」です。それらが便利な商品であるという以前に、そのモノとしての美しさに人々は感嘆し、甘いため息をついては惚れ惚れしたのです。

不動産業界で探せば、「不動産」×「旅行」で生まれたAirbnbなども良い例でしょう。

このように、「イノベーション」とは普通では交わらないような概念と概念を、パズルを完成させる過程のように何度も何度も実験的に組み合わせることから始まるのです。それを大量に繰り返したある時、突如として、必然または偶然に、あなたは”可能性の交差点”を見つけます。

「見つけた!」と意気込んだものの、よくよく調べたらもう他の誰かの手によって存在していることがわかってがっかりしたり、誰も見向きもしないまったく的はずれなものだったりしても構いません。アイデアを出し続けることを完全に諦めてしまわない限り、本当の「失敗」にはならないからです。

おかげさまで本日、私たちハウスコムにもたくさんの新入社員が入社してきます。彼ら・彼女らの声にしっかりと耳を傾け、イノベーションを起こす可能性を見逃さないようにしたいものです。

ハウスコム株式会社
代表取締役社長:田村 穂

<プロフィール>
経営修士(MBA)中央大学大学院戦略経営研究科修了(榊原清則ゼミ)。2016年度、中央大学商学部客員講師に。大学在学中に宅建主任者の資格を取得。その後、不動産業界での経験を経て、1994年に同社入社。営業スタッフから1年で店長に抜擢される。常務取締役営業本部長を経て、2014年3月に社長に就任。賃貸仲介業から賃貸サービス業への変革を進め、人工知能などのITテクノロジーを活用したユーザー向けサービス・プラットフォーム「マイボックス」をリリース。自社のビッグデータを活用し、オープンサービス・イノベーションラボを展開。社会・地域に貢献できる不動産テック企業を目指す。

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