マンガは最高のビジネス書「面白く生きたい方はマンガを1000冊読んでみて下さい。」<田村 穂>-コラム Serendipity-Vol.52

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皆さんは、普段どれくらいマンガを読まれますか?

幼い頃、「マンガなんて読んでないで、勉強しなさい!」とはよく言われたものですよね。私も子供を持つ親としてはそういった気持ちも十分に理解できます。しかし考え方によっては、マンガはビジネスにイノベーションを起こすための非常に重要なツールとなるでしょう。

マンガ家の凄いところは、日常では起こり得ないこと――例えば宇宙産業、または未来都市の姿など――について、if=「もし〜だったら」という視点から、様々なテーマでストーリーを作っていくところだと思います。

皆さんは「宇宙兄弟」というマンガをご存知でしょうか?日本人宇宙飛行士の南波六太と、その弟である南波日々人が様々な試練を乗り越えながら、新しい宇宙の可能性を見出していくというストーリーです。

現在、宇宙のことなどほとんど明らかになっていません。そのため作者の小山宙哉さんは、限られた情報を元に想像の中でストーリーを設計していくわけですね。そうして空想の中で生み出されたストーリーの影響を受けた子供たちが、将来日本の宇宙飛行士となっていく…。そう考えると、マンガが世の中に与えるインパクトはとてつもないものだと思いませんか?

実際、元サッカー日本代表の中田英寿選手も「キャプテン翼」を見てサッカーを始め、日本人で初めて NBAプレーヤーとなった田臥勇太選手も「スラムダンク」から影響を受けたとおっしゃっているんですよ。

元ライブドア社長である堀江貴文さんも「面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた」という書籍の中で、「かつてマンガに描かれていたことが実際の未来を作っていく様子を、様々なビジネスを手がける中で何度も見てきた」とおっしゃっています。

まだ起こっていない未来というのは人々の想像の中にあるわけです。まずはマンガを読むことで未来のイメージをくみ取り、そこからビジネスの世界でどう活かしていけるかを考えることは、イノベーションの本質と言える部分があるかもしれませんね。

皆さんもぜひ、隙間時間などを上手く活用して、どんどんマンガを読んでみて下さい。

ハウスコム株式会社
代表取締役社長:田村 穂

<プロフィール>
経営修士(MBA)中央大学大学院戦略経営研究科修了(榊原清則ゼミ)。中央大学商学部客員講師。大学在学中に宅建主任者の資格を取得。その後、不動産業界での経験を経て、1994年に同社入社。営業スタッフから1年で店長に抜擢される。常務取締役営業本部長を経て、2014年3月に社長に就任。賃貸仲介業から賃貸サービス業への変革を進め、人工知能などのITテクノロジーを活用したユーザー向けサービス・プラットフォーム「マイボックス」をリリース。自社のビッグデータを活用し、オープンサービス・イノベーションラボを展開。社会・地域に貢献できる不動産テック企業を目指す。

 

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