日本の男性は、うんちのお世話をして、やっと子育てをしたと言える。ハウスコム株式会社 – コラム – Vol.9

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安倍政権は、女性の活躍推進を経済成長の一つに挙げていますね。

2014年に政策を発表した時に、「女性を活用する」という総理の発言が大いに注目されたことは、まだ記憶に新しいという方も多いかもしれません。

安倍総理の政策発表から、そろそろ3年経ちますが、諸外国に比べると女性の働きやすい環境を整えるという意味では、政府も企業もやっとこれから本腰を入れるという感じがします。

先進29ヵ国を対象に行った調査で、働きやすい国第3位にランクインしたスウェーデンでは社会における男女平等に国全体で、本気で取り組んでいるんですよ。スウェーデン政府は男女共に約16ヶ月間にもわたり給料の8割程が支給される有給育児休暇の制度を強く推進しています。

そして、なんと、この約16ヶ月間の90日間は男性親の為だけの育休日数と決められているんです。

スウェーデンは男性親にとっても非常に育休を取得しやすい環境で、実際のところ過半数を超える多くの男性が積極的に育休制度を利用しているんですよね。本当、日本では考えられません。

日本では、2015年度の日本人男性の育児休業取得率が1995年以来の過去最高記録などと、新聞などで高らかに発表されてましたが、その取得率は2.65パーセントと全然低く、まだまだ、日本の男性がうんちのお世話をしている風景は想像できませんね。

日本社会には、未だに「ワーク・ライフ・バランス」なんて言葉はあってないようなものでしょう。

1995年にスウェーデンに父親育児休暇制度を初めて導入したベント・ウェスターンバーグ元副首相は、男性が育児や家事に関わりやすい機会も設ける事は、絶対に女性に働きやすい環境を提供することに繋がるって言ってましたけど、20年以上経って、本当にその通りになりましたね。

「多くのスウェーデン男性は、もはや役職だけで識別されたがらない。輝かしいキャリアや責任感のある父親、彼らはこれらをすべて手にいれるようになったからさ。これらこそが新しい”男らしさ”なんじゃないかな。」—ベント・ウェスターンバーグ

当たり前ですけど、子育てって一生に一回、子供が生まれた時にしかできません。もっと仕事をすればよかったと後になって後悔する人はあまりいないと思うんですが、育児と仕事が忙しい時期が重なりがちなので、どうしても仕事を優先してしまう人が多いんです。

もっと、政府や企業など、支える側がもっと手を差し伸べるべきなんじゃないかと思うんですよ。

サービス・イノベーション室:安達

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