いま50歳未満の人へ――100歳まで生きる覚悟で人生プランをつくろう。ハウスコム株式会社 – コラム – Vol.64

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自分が100歳を迎える時、どのような人生を送っていたいですか?――そう聞かれても「そもそも、そんな長生きするかわからないし…」と思ってしまう方が多いのではないでしょうか。

ところが、2007年に日本で生まれた子供の半分は107歳まで生きることが予想されています。ということは、いまこの記事を読んでいる50歳未満の方々は100歳まで生きる前提で人生プランをつくっていった方がよいのではないでしょうか――

本日は、「100年ライフ」を提示して大きな話題となった、ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授の著書「ライフ・シフト―100年時代の人生戦略」をめくりながら、新たに与えられた時間というギフトをどう捉えたらいいのかを考えてみましょう。

いま現在、企業も個人も「100年ライフ」に対応するための見本を生み出せていません。ということは若い人たちほど実験を繰り返し、新しい生き方を模索していかなければならないことになります。

その上で、気をつけなければならないこと――それは、給料の額だけで仕事を選んでしまわないようにすることです。

これからの数十年で労働市場は大きく変化します。いま給料が高い仕事も、テクノロジーや人工知能などの発達によりその仕事自体がなくなってしまう可能も否定できません。

これまでは大学を卒業し、就職した会社の仕事さえ滞りなくこなしていれば、特に新しい知識やスキルを身につけなくても休日をのんびり過ごすことができる時代だった、と言えるでしょう。

しかし、個人の寿命がどんどん長くなっていくのとは対象的に企業の寿命は年々短くなってきています。労働市場が次々と変化していくことに備え、これからは休日の使い方を見直し、スキルや知識の習得に再度投資していく必要があると言えるでしょう。

例えば50歳で大学に入学したり、70歳で起業したりすることも十分ありえます。これはつまり、年齢と人生のステージが切り離されるということです。「20代だから学生でなきゃいけない」、「70代だから起業なんてもう難しい」…という従来の概念はどんどん無くなっていきます。

寿命が延びることによる一番のメリットは、特に年齢が若い人たちにとって、大人への成長のステップを従来よりも長く取れるようになることだと言えるでしょう。

そもそも、成人年齢が20歳だと定められたのはもう100年以上前のことです。当時の平均寿命が50〜60歳ぐらいだったことを考慮すれば、現代の平均寿命に合わせて成人年齢を35歳〜40歳に引き上げても良いかもしれませんよね。

どちらにしても、寿命が延びるということは、常に変化に対応していけない人にとっては長く辛い人生なのかもしれません。一方、結果を急がず、じっくりと自身に付加価値をつけていきたい…という人にとっては最高のギフトだと言えるでしょう。

◆リンダ・グラットン「ライフ・シフト―100年時代の人生戦略」(東洋経済新報社、2016年)

サービス・イノベーション室:前原

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