手作り料理も全自動化?次世代のスマートキッチンとは。ハウスコム株式会社 – コラム – Vol.62

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空調・照明の自動調節やセキュリティの面で住まいに関するスマート化が進む中、これまで「進化が止まっている」と言われていたキッチンの領域にも少しずつイノベーションが起きています。まだ幅広く普及はしていないものの、「スマートキッチン」と呼ばれるものがそれです。

ウクライナのR&D64社は、野菜の切り方や調理工程など、質問すると人工知能が音声で案内してくれる卵型の調理支援ロボット「ハロー・エッグ」を開発しています。また、イギリスのスタートアップ企業イート・バイ社は、買ってきた食材をアプリに登録することで「いつまでに消費しなければならないか」を“見える化”することができる食材管理アプリ「イート・バイ」を提供し、食料廃棄問題の解決を目指しています。

(写真:moley.com)

例に挙げたように、調理支援や食材管理といった様々な方向から進化していこうとしているキッチンの領域。食・料理といった分野は言うまでも無く生きているすべての人がターゲットになるため、市場規模が非常に大きいのは言うまでもありません。パナソニックやマッキンゼーなどでテクノロジー業界に長く携わってきた田中宏隆さんは「スマートキッチンの市場規模は全世界で700兆円にものぼる」と述べています

そして、近年「スマートキッチン」の中でも特に注目されている製品があります。イギリスのモリー・ロボティック社が開発している、世界初の全自動調理ロボット「モリー・ロボティック・キッチン」です。

「モリー・ロボティック・キッチン」は、フレキシブルに動く2本のロボットアーム(腕)が備え付けられた”キッチン全体”が製品となっています。付属されているスクリーンに映し出されるレシピブックから食べたいものを選択、材料を指定された位置にセットした後にスタートボタンを押すだけで調理や盛り付け、そして皿洗いなどの後片付けまでもが全自動で行われるのです

(写真:moley.com)

仕事が忙しいためにコンビニやインスタント食品に頼りっぱなしの人でも、調理が全自動になれば手軽に手作り料理を食べることができるようになります。また、食材のカットの仕方から調理道具の使い方、盛り付けまで一流シェフの手の動きを3Dコピーしたというロボット・アームのおかげで、自宅にいながら一流シェフの味を楽しめるようになるでしょう。

モリー・ロボティック社は現時点では100種類ほどしかないレシピ数を2000種類に増やして、「モリー・ロボティック・キッチン」の本格的な普及を目指しているそうです。

どの家庭にもスマートキッチンがある未来は、そう遠くないかもしれません。

サービス・イノベーション室:前原

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