企業に「所属する」という概念はなくなり、企業は個人を支える「器」になっていく。ハウスコム株式会社 – コラム – Vol.57

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現在日本を代表する数々の企業が苦境に立たされ、これまで長い間多くの日本人の安定を支えてきた企業が幸せのストーリーを明確に描ききれなくなり始めています。

今までは企業が用意してくれた”キャンバス”の範囲内で個人が絵を描いていっていましたが、これからの時代は個人が自らの”キャンバス”に自由に絵を描き、それがいくつもいくつも重なり合うことで企業に色をつけていく時代になっていくのではないでしょうか。

神田昌典さんの「未来から選ばれる働き方」という本を参考に、これからの企業と個人の関係について考えていきましょう。

いま、世の中で成功している企業やサービスに目を向けてみると、社内だけで価値を生み出していくのには限界があると思わざるを得ません。世の中のあらゆるところで、社内と社外の人たちが繋がり新しい価値を生み出す「コア・アクティビティ」が活発になっていると言えるでしょう。

例えば最近急成長しているAirbnbやUBERといったサービス。これは言うまでもなく社外、それも一般消費者と繋がることで彼らの家や車などがどんどん提供されています。ここまでくると、もはや企業は社内の仕組みに頼らずとも勝手にどんどん大きくなっていきます。

また企業によっては、経営陣や広報といったメディア配信担当者ではない従業員自身がメディアとなり、社外に対して情報を配信していくという活動も見られるようになりました。ここでは会社の経営陣が企業のストーリーをつくるのではなく、従業員たち自身がつくっていっているのです。

これまでの企業とは、そこに従業員が完全に「所属」をし、とにかく尽くしていくべき対象だったのかもしれません。しかし先に挙げた例のように、これからの企業は「所属」するものではなく、個人を支える「器」として機能するようになっていきます。

この、社外との「コア・アクティビティ」を増やすという働き方にシフトできない企業は、どんどん柔軟性を失っていくことになるでしょう。従業員も会社のリソースだけに縛られてしまい、自らの価値を最大限発揮できない状況に追い込まれてしまうのです。

社外とほとんど接触もせず、学習もしない…なんて従業員を職場に留めておくぐらいであれば、アップデートやバージョンアップができるロボットや人工知能、ソフトウェアの方が効率的だという時代が近い将来やってくることは各所で予想されていることです。

そう考えると、これからの時代、社員を社内に留めておくことほど勿体無いことはないのかもしれません。

◆神田昌典、若山 陽一「未来から選ばれる働き方」(PHP研究所、2016年)

サービス・イノベーション室:前原

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