仕事か恋愛か。迷った時点であなたはどちらも手に入れられない。ハウスコム株式会社 – コラム – Vol.22

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近年、若者が恋愛をしなくなったと問題視されていますよね。国勢調査でも、男性のおよそ4人に1人、女性のおよそ7人に1人が生涯未婚であることが明らかになっています。

恋愛から遠ざかる理由には、「友達といる方が楽しいから」「趣味に没頭したい」などさまざまあるでしょう。でも、もしキャリア志向のあなたが「仕事を優先させたいから」という理由で恋愛や結婚から遠ざかっているのであれば、それは間違った考え方かもしれません。

「良い配偶者を持つことは女性にも男性にも、仕事で成功するために最も重要な要因になる。」

これは、ワシントン大学の心理学者、ブリタニー・ソロモン教授とジョシュア・ジャクソン教授の研究によって明らかにされたことです。

良い夫婦関係が人生の満足度を上げてくれることは皆さんも知っているかと思いますが、ソロモン教授とジャクソン教授はそこからさらに、約4,500人を対象に性格、収入や仕事への満足度を5年間にわたって追跡調査を行いました。その結果、配偶者の性格が、長期的には収入や仕事への満足度アップに大きく影響することを突き止めたのです。

ジャクソン教授はこの研究結果を受け、勤勉な配偶者は良い手本となってパートナーを支えると結論。責任感を持ちながら家事や仕事をこなす配偶者の姿が相手にも影響すると主張しています。

「配偶者のポジティブな性格は日常生活の良し悪しにも影響しますが、長い年月を経て昇進や昇給に必要な力量・活力をパートナーに与えるのです。」―ジョシュア・ジャクソン教授

少し視点は変わりますが、代官山でクリニックを経営している岡宮裕さんは、精力が強く夜遊びが激しい男性には仕事のできる人が多いと指摘しています。そういった人たちは共通して、男性ホルモン値が高いのだそうです。

実際、ロンドンの金融街で働く高頻度トレーディングの株式トレーダーを対象に、「男性ホルモンレベル」と「年収」の関係を調査したところ、男性ホルモン値の高いトレーダーはそうでないトレーダーと比べ、年収にして7,800万円もの差があったと言います。つまり、「恋愛に積極的な人ほど仕事でも成功している」ということなのでしょう。

行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が幸福について調べた研究では、80パーセント近くの人が幸福な生活を実現する最も決定的な要素は、性生活と愛情と答えたんだとか。恋愛から遠ざかる人たちというのは、結局、幸せからも仕事での成功からも遠ざかっていると言っていいのかもしれませんね。

◆岡宮裕 「なぜ一流の男は精力が強いのか? 男性ホルモン力を上げれば人生が変わる」 (2015年、経済界) ◆エヤル・ヴィンター 「愛と怒りの行動経済学:賢い人は感情で決める」 (2017年、早川書房) Kindle

サービス・イノベーション室:安達

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