ハウスコム内定式「若い人達の成長を見守るのがとても楽しみです。」

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10月1日に来年の4月に入社する従業員の内定式を行いました。未来のハウスコムを創っていく内定者一人一人に内定書を手渡しし、正式にハウスコムの仲間としてお迎えして、内定者の方々一人一人にも豊富を語っていただきました。

毎年思うことですが、このように一人一人内定書を手渡した新卒生たちが、研修を通して、来年には立派な社会人としてお店に立ち、世の中にしっかりと価値を与えられる人間に成長していきます。

内定者の方々にとっては、初めての公式の場ということもあって少し緊張しているようでしたが、実際、会社を経営する者にとっては、日々、目を見張るようなスピードで成長していく若い人達の姿を見守るのがとても楽しみなのです。

今回、私は内定者の方々に向けて、「多様な価値観」についての話をし、来年の4月にハウスコムで正式に働くまでの間に「自分とは違った価値観を持った人達」とできるだけ多くコミュニケーションを取って、多様な価値観を受け入れらえる人になってほしいということを伝えました。

なぜ、多様な価値観を受け入れる能力が必要なのかと言えば、その能力が直接的に企業のイノベーションに繋がるからです。

少し前の日本のように人口が増え続けている時代には、できるだけ「同じような均一の価値観を持った人」を集めて、一部の経営陣の「右向け右の」の号令で従業員が動き、できるだけ長時間働き続けられる企業が成功を収めることができました。

なぜなら、世の中が均一の同じような商品やサービスを大量に求めていたため、一つの価値観にしたがって大量にアウトプットできる「イエスマン」的な人材が必要とされ、むしろ多様な価値観や個性というのはあまり必要とされなかったのです。

しかし、現在のように、国の人口がどんどん減り続けていく時代には、今までとは全く逆の考え方をしていく必要があります。

企業は年齢、性別、そして、国籍など、できるだけ異なった多様な価値観を持った人を多く集め、できるだけ短い時間で生産性を上げて結果を出さなければなりません。

なぜなら、一通り住居、家電製品、車などの必要なものが世の中に行き渡ると、ちょっと新しい機能を加えたり、安くしたりするだけでは、商品やサービスに見向きもしてもらえません。

インターネットやグローバル化の影響もあって、人々の価値観やニーズはどんどん多様化していくため、私たち企業が提供するサービスにも、消費者の価値観やニーズに沿った多様性が求められてくるのです。

自分とは異なった考え方を理解できる能力が身に付くと、仕事の中で意見が合わなくても、ただ一方的に反対するのではなく、「どうして、この人はこんな風に考えるのか?」ということを意識するようになり、ちょっとした機会から活発な議論が生まれて、それが企業のイノベーションに繋がっていきます。

そういった意味で、来年の4月までの6ヶ月間に様々なイベントに顔を出してもいいですし、卒業旅行として海外に行き、普段はなかなか触れられない価値観に触れてみてもいいのではないかと思います。

例えば、欧米文化ではしっかりと自分の意見を主張し、自分の思ったことは躊躇せずどんどん発言するのが良しとされますが、中国の人達からしてみれば、それは自分ばかり喋っていて「聞く力」が低いということになり、耳は二つあるのに対し、口は一つしかないのだから、もっと人の話を熱心に聞くべきだということになるでしょう。

もちろん、どちらが正しいということではなく、「こうゆう考え方もあるのか!」という感じで、新しい価値観を自分の中に取り入れて、できれば、「なぜ、そのように考えるのですか?」と積極的に質問してみることが大切です。

ある国際的な調査によれば、多様な人材を持つ会社は、株式市場においても良い影響が出るとされており、多様な価値観が重なりあって生まれるイノベーションが直接的に企業の業績に結びついているのでしょう。

ハウスコムの中には、年齢、国籍問わず様々な価値観を持った人がいますし、私も常に色々なところを飛び回り、自分とは異なった価値観の人達と積極的に交流することを意識しています。

年齢を重ねれば重ねるほど新しい価値観を受け入れる力が弱くなると言いますから、スポンジのように何でも吸収してしまう皆さんの若い脳であれば、来年の4月までの6ヶ月の間に数えきれないぐらいの新たな価値観を自身の中に取り込めるはずです。

現在の日本は、皆さんご存知の通り、グローバル化やテクノロジーの発展などで、大きな変革期に入っています。

昨日まで当たり前に存在していた仕事が急にテクノロジーに代行されてしまったり、もしくはその反対に昨日まで聞いたこともなかったAIやVR、そしてIoT関連のサービスが一瞬で世の中に広がったりと、次の時代の「当たり前」が物凄いスピードでつくられていくのです。

そういった意味で、グローバル化やテクノロジーの急成長など、動き出した歯車はもう誰にも止められませんから、私たち企業が成長し続けるためには、変化を恐れない強い企業を創っていくしかありません。

一つの価値観で時代に立ち向かえなかったとしても、一人が複数の価値観を持ち、それを周りと共有できるスキルを持てば、どんな変化にも立ち向かっていけるでしょう。新しい時代の変化に対する備えは、早いに越したことはありません。

また、次の機会にひと回り成長した皆さんに会えることを楽しみにしております。

ハウスコム株式会社
代表取締役社長:田村 穂

<プロフィール>
経営修士(MBA)中央大学大学院戦略経営研究科修了(榊原清則ゼミ)。2016年度、中央大学商学部客員講師に。大学在学中に宅建主任者の資格を取得。その後、不動産業界での経験を経て、1994年に同社入社。営業スタッフから1年で店長に抜擢される。常務取締役営業本部長を経て、2014年3月に社長に就任。賃貸仲介業から賃貸サービス業への変革を進め、人工知能などのITテクノロジーを活用したユーザー向けサービス・プラットフォーム「マイボックス」をリリース。自社のビッグデータを活用し、オープンサービス・イノベーションラボを展開。社会・地域に貢献できる不動産テック企業を目指す。

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